Last Updated on 2020年8月30日 by Fujikunn04
本記事では、怪我を予防・悪化させないための正しい筋肉に対してのセルフケア方法をご紹介します。
昨今の健康ブームによりランニングやサイクリング、ジムに通ったり、自宅で運動を行ったりしている方が増えてきている印象にあります。
それと同時に運動により筋肉や関節を痛めてしまう方も少なくありません。
楽しくスポーツや健康維持の運動を行うためには怪我のリスクを減らさなくてはいけません。
そこで、怪我のリスクになりやすい筋肉の張りやコリを自分で解消できる方法の1つとして
テニスボールを使用した方法をお伝えしたいと思います。
テニスボールを使用した際のメリット・デメリット(注意点)
筋肉をほぐしていく際にはたくさんの方法があります。例えば、筋膜ローラーやマッサージ器具などを使用する方法ですね
そんな中でなぜテニスボールを使うのかということをお話します。
テニスボールを使用するメリット
・安価で手に入る
・少しの時間で効果がある
・応用次第ではほとんどの部位がほぐせる
テニスボールを使用するデメリット(注意点)
・長時間同じところをほぐし続けると逆に痛めてしまう可能性がある
・正しいやり方でないと痛めてしまう可能性がある
※筋肉は強く押しすぎたりするとその部分が炎症を起こしてしまう可能性があるため
といったところです。特に、その他のほぐし方に必要である器具を購入するのに初期費用がかかってしまうということがなく、価格が安いため、挑戦するにあたっての敷居が低くなっていると思います。
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テニスボールを使用した筋肉のほぐし方
今回は、お尻、太もも、ふくらはぎ、肩甲骨に対してのほぐし方の説明をしていきます。
他にもこんなほぐし方はどうですかなどのご質問ありましたらお問い合わせまでお願いします。
1.お尻・太ももの筋肉のほぐし方
2つとも、横になって行う方法です。基本的にどの部位に対してもやりすぎには注意しましょう。私がいつも患者さんには10〜20秒程度ほぐしたらほんの少し場所を替えて行ってくださいとお伝えしております。
2.ふくらはぎのほぐし方
ふくらはぎに関しては、膝に近いところをほぐす際はあまり強くほぐさないようにしましょう
下の図は膝を後ろからみた解剖図です。
このように、血管、神経が密集しているため強い刺激を与え続けると神経や血管を傷つけてしまう可能性がありますので、テニスボールに限らず、強く押しすぎるのは避けましょう
3.肩甲骨周りのほぐし方
このように、立って壁などを使用する方法と、横になって行う方法があります。横になって行うほうが負荷は強くなっております。
ポイントを少しずつずらしながら痛いところを少しずつほぐしましょう。
まとめ
テニスボールは安価で手に入り、自分ひとりで簡単に筋肉を解すことができます。
しかし、どの方法にも当てはまりますが、強く押しすぎたり、神経や血管があるところを強くおしすぎると傷つけてしまう可能性があります。
なので、写真をよく見て、正しくほぐしていきましょう。
おさらい
一箇所10秒程度行ったら少しだけボールをずらしながらほぐしましょう
正しく筋肉のケアを行い、楽しく快適なスポーツライフを送りましょう!